再始
ご無沙汰をしております。イエ、初めての方もいらっしゃるかもしれませんが。
2003年からロンドンで暮らしておりました。
とても楽しくて幸せで充実した毎日を過ごし、素敵な体験をたくさんしました。
やっぱりイギリス、好きだな~!(もちろん日本の次に)
ムム?でもなんだろう、この胸の奥でチリチリするものは・・・・・
あ~、久しぶりに芝居が出来る~~!
ということで、再び新たな気持ちで稽古に臨んでいます。
今回の芝居『毒の香り~浅草オペラ物語~』は、大正時代の浅草が舞台。
この頃の浅草って文化・娯楽の中心地はすごいのなんのって!
芝居小屋、活動小屋(映画館)がズラリと軒並み連ねてる。
こっちの活動小屋で映画を見た後、隣の小屋に入ったり・・・
中には3館共通券なんていうのものあったらしくて
とにかく活気があったの人にも町にも!
芝居小屋もたくさんあって、毎日それも朝から晩まで何本も上演されていたらしいから
芝居を見る観客がいかに多かったか!
大衆は娯楽に飢えていたし、有名な芸人・文人もこぞって浅草に集まっていたんだそう~よ
この頃「活動写真」と呼ばれていた映画は
まだ出来たばかりで無音声、無音楽
そこで音楽は生バンド、ストーリーの説明やせりふは
活動弁士さんが舞台で毎回やっていた・・・
今思えば、こんな贅沢はないよね~。
この活動弁士さんはいわば活動写真の花形だから
有名な弁士さんが出るっていうと小屋はいっぱい
休憩中に来る“物売り”(アイスとかおせんべい)も歩くのに苦労するほどの混雑で
大変な熱狂ぶりだったんだそうです。
有名な方には染井三郎さん、徳川夢声さん、生駒雷遊さん・・・
まだまだたくさんいらっしゃいますが
説明の前や途中にオモシロイコトを言ってお客さんを喜ばせて
結局、現在の「漫才」につながる「漫談」はここから始まったそうです。
そう言われてみれば昔
ビートたけしさんとかも浅草で漫才をやってたって聞いたことがあるけど
それってこれにつながるのかな~
と不勉強な私はそんなことでも感動したりしてます。
とにかく知れば知るほど面白い
舞台『毒の香り』のあらすじは
文学座のHP(http://www.bungakuza.com/)
でチェックしていただくとして
私の役はこの浅草に住む「染井葉子」
オトッチャン(清水幹生さん)は有名な活動弁士だけど
今は落ちぶれちゃってるから頼りにならない
しかもな、なんと、そのカツベンをご披露することに・・・
ということで、お稽古がんばります!(かなり必死・・・)
あ、そう言えば
私のHP(すみません、なくなりました)
ずいぶんお休みしてしまってごめんなさい。
実はPCを新しくしたらその移動の仕方がよくわからず
どうやったらいいのか・・・Help me!
でも稽古始まっちゃって今はそれどころではないし
しばらくはこちらでお願いします。
こっちのほうがなんだか楽しそうだし・・・
今後ともどうぞよろしく!