春琴
観ました
コンプリシテのパフォーマンスは何本か観ていますが
やはり日本文学の、しかも「タニザキの世界」を見事に3Dに立ち上げていて、さらに時空まで越えるような不思議な舞台で感動しました
まるで、タニザキの物語の森を歩いているような感覚
芝居のなかでもスティックを使って森の木々を分け入って歩くシーンがありましたので、素敵なイメージだなと思いました
終演後はなんだかポーッとしてしまい、ヨシ笈田さん尋ねて楽屋に行こうかなと思っていたのに、圧倒されちゃってそのまま帰ってきてしまいました
ヨシさんは、この何十年間「世界のヨシオイダ」としてヨーロッパの演劇人たちの憧れでもありますが、
文学座の先輩でもあり(今は退座なさいましたが)時々日本にいらっしゃるときに劇団や公演中の楽屋にいらしてくださったり、
以前ロンドンの劇場でピーターブルックの『コスチューム』を観たときに偶然客席でお見かけしたり…
と、意外とニアミスしているのです
いつかきっと、いろんなお話聞けるといいな〜と夢を膨らませています
麗子
by ishiireiko
| 2010-12-10 17:26